青森県議会 2011-09-21 平成23年農林水産委員会 本文 開催日: 2011-09-21
しかし、県境から1キロを2号防除帯、そして松林を挟んで、その先、岩崎寄りの2キロを1号防除帯と、2カ所の防除帯をつくったにもかかわらず、このたび、とうとう県側に松くい虫が発生をしたということで、私は非常に危機感を強めております。
しかし、県境から1キロを2号防除帯、そして松林を挟んで、その先、岩崎寄りの2キロを1号防除帯と、2カ所の防除帯をつくったにもかかわらず、このたび、とうとう県側に松くい虫が発生をしたということで、私は非常に危機感を強めております。
林政課の森林病害虫防除費3,595万円は、松くい虫被害の未然防止のために専決処分した1号防除帯のマツが当初の想定を上回る量であったことから、その伐倒、薫蒸に要する経費であります。 一般公共事業費、減額1億8,590万1,000円は、国の割当内示に基づき増減調整したものであり、それは、治山事業費、林道事業費であります。
また、本議会に所要の予算を計上し御審議いただいております一号防除帯の残区間及び二号防除帯の実施時期については、年明けに本格的に着手し、年度内に完成させることとしております。 次に、万が一被害が発生した場合の対策等についてであります。
幸い、知事の即断により深浦町大間越地区に定めた一号防除帯約八・一ヘクタール及び二号防除帯の伐採及び薫蒸処理を年度内に終える予定との報道に接し、ひとまずは安心しているところであります。 松くい虫は、太平洋岸でも北上を続け、隣の岩手県まで侵入しているようであります。県南地方もまた風山一帯と同じように、太平洋岸一帯ではクロマツを主とした防災林に多くの畑地は守られております。
伐採とあわせて、秋田県と共同で2号防除帯を設置するほか、上空からの探査や巡視活動を強化し、予防対策に万全を期すこととしたものであります。
松くい虫被害防止緊急対策強化事業は、本県での松くい虫被害の発生を防ぐため、青森、秋田の県境部から一キロメートル区間で松の伐倒、薫蒸を行う二号防除帯を設置するもので、既に作業に着手している一号防除帯とあわせ、県境部から六キロメートル区間に設定した特別予防監視区域における被害防止効果を一層高めることになります。
現状をつぶさに状況把握いただいたわけでございますが、今回の対策のうち、津梅川の南側約2キロメートルの区間に設置いたしました1号防除帯につきましては、8月23日に御調査、御視察をいただいた次の日でございますが、8月23日に設置作業に着手しております。現在、急ピッチで作業を進めておりますが、今月29日までに完了する予定で進めております。
この対策の中で、津梅川から南側2キロメートルの地点に設置する1号防除帯については、松くい虫被害のメカニズムと防除帯の設置に要する期間を考慮すれば、早急な対応が必要と判断し、8月2日にこれに要する経費として3,700万円の予算措置を専決処分により講じたところであります。